「AIで、社会をどう変えるか」。そんな問いをごく自然に語り合う学生たちが、ある夜、当社のオフィスに集まりました。
今回当社が会場として提供したのは、AIをはじめとするテクノロジーに関心を持つ大学生・大学院生によるミートアップイベント。研究、学生起業、プロダクト開発など、それぞれ異なる立場で挑戦を続ける次世代が、分野や大学の垣根を越えて集う一夜となりました。
偶然の出会いから生まれた、学生のためのミートアップ
本イベントを主催したのは、慶應義塾大学の学生であり、学生起業家として株式会社PolePositionの代表も務める河内友希さん。
開催のきっかけは、PolePositionのメンバーである江川さんと当社代表・吉村が、あるパーティの場で偶然言葉を交わしたことでした。学生主導でテクノロジーについて語り合うミートアップイベントの話を江川さんから伺い、その前向きで意欲的な取り組みに共感した吉村が、「ぜひ当社のスペースを使ってほしい」と感じたことが、今回の開催につながりました。
会場となったのは、当社オフィス内にあるイノベーションスペース。
週1回の全社ミーティングや日々の社内会議、ランチ、時にはちょっとした社内の飲み会など、普段は社員が自然に集うオープンスペースで、大きなモニターやマイクなどの音響機材も備えています。この日は、その“日常の場”が、学生たちの議論と交流の場へと姿を変えました。

約30名の学生が集結。研究と起業が交差する時間
当日は、慶應義塾大学を中心に、早稲田大学、東京科学大学、一橋大学などから、約30名の現役大学生・大学院生が参加しました。
AIへの強い関心を軸に、研究に取り組む学生や、すでに起業して事業開発を進める学生など、バックグラウンドはさまざまです。
イベント前半では、起業している学生3名によるピッチセッションを実施。
AIを活用したソリューションについて、それぞれが自らの言葉でプレゼンテーションしました。介護や通関など分野は多岐にわたり、市場分析を踏まえた内容からは、学生という枠にとらわれない実践的な視点が感じられました。

会話の中で感じた、次世代の視座とエネルギー
ピッチ後には、当社から簡単に事業紹介を行いました。あわせて、2024年に当社に新卒入社したエンジニアのMさんからも一言ご挨拶の時間をいただきました。
英国の大学、カナダの大学院で学んだ後に当社へ入社したMさんは、「みなさんのように、テクノロジーに対して熱い思いを持つ学生が増えると嬉しい」と語り、学生たちに温かいメッセージを送りました。
その後は懇親会へと移り、和やかな交流の時間が始まりました。ピザやお菓子を囲みながら、技術の話、起業のリアル、将来の目標について、あちこちで会話が広がります。中には、自作のロボットを持参し、その場で紹介している学生の姿も見られました。
私たちも何名かの学生と直接お話しする中で、将来を見据えた高い視座や、テクノロジーにかける真剣な想いに触れ、大きな刺激を受けました。学生同士の交流が主目的のイベントではありましたが、私たちにとっても学びと発見の多い時間となりました。

スペースがつなぐ、新たな可能性
今回は、当社イノベーションスペースを初めて社外向けに提供した取り組みでもありました。学生たちの議論や交流で空間が満たされる様子を見て、このスペースの新たな可能性を感じる機会となりました。
今後もイベントやセミナーをはじめ、さまざまな形でこのスペースを開き、次の挑戦につながる場をつくっていきたいと考えています。
