ダイナミックマップ基盤株式会社(以下、当社)は、2021年12月14日開催の取締役会において、2022年1月1日をもって代表取締役社長 稲畑 廣行が代表取締役社長を退任し、同日より代表取締役副社長の吉村 修一(よしむら しゅういち)を、代表取締役社長CEOとする役員人事を決定しましたのでお知らせします。
また、稲畑 廣行は同日付で取締役会長に就任する予定です。
【吉村修一 略歴】
- 2005年
- 三井物産株式会社入社
- 2012年
- 株式会社産業革新機構入社
- 2015年
- 同社 ヴァイスプレジデント
- 2017年
- 同社 ディレクター
- 2020年
- 当社 取締役副社長
- 2021年
- 当社 代表取締役副社長
- 2022年
- 当社 代表取締役社長CEO
【新社長就任にあたってのコメント】
当社は「デジタル社会のインフラとして高精度位置情報基盤をグローバルに構築し、自動運転をはじめとする新しい未来を拓く」というパーパスのもと事業に取り組んでいます。
インターネットが商用化されて約30年、その普及とともに私たちの生活は劇的に変化しました。そしてこれから先はAI(人工知能)の時代です。AIは、我々人間には不可能な膨大なデータを分析できるため、現実世界における多くの事象を分析対象とすることが可能です。このとき重要になってくるのが現実世界からサイバー空間への正確な複製(高精度3次元データへの変換)です。これは「現実世界のメタバース」とも言えます。
既に、自動車業界では、車両がセンシングした現実世界の情報と、正確な位置情報を有するサイバー空間の情報(高精度3次元地図データ)とをリアルタイムにマッチングすることで、自動車の車両制御(自動運転・先進運転支援システム)が実現されています。今後、こうした変化は他の多くの産業でも興り、AIとともに大きなインパクトを生みだすと考えられます。
当社は、このような大きな社会変革のなかでその基盤となる高精度3次元データをグローバルに提供する事業に、米国子会社UshrとともにDMPグループとして取り組んで参ります。
吉村 修一