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全国5地域の自動運転バス実証実験に地図データを提供

2020.08.26ニュースリリース
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経済産業省・国土交通省では、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)に委託して「高度な自動走行・MaaS等の社会実装に向けた研究開発・実証事業:専用空間における自動走行等を活用した端末交通システムの社会実装に向けた実証」を実施しています。

2020年度の実証実験は、滋賀県大津市、兵庫県三田市、福岡県北九州市・苅田町、茨城県日立市、神奈川県横浜市の5地域で計画され、2020年7月12日からの滋賀県大津市の実証を皮切りに、当社の提供する地図データを搭載した中型自動運転バスの運行実証が開始されたことをお知らせします。

■背景

2020年までの限定地域での無人自動運転移動サービスの実現等の政府目標に向け、2016年度から経済産業省と国土交通省とが連携し、最寄駅等と最終目的地を自動運転移動サービスで結ぶ「ラストマイル自動運転」の実証実験を、小型カートや小型バスを用いて実施してきました。

中型自動運転バスによる公共移動サービスの事業化に向けた検証を進めるため、2019年度、中型自動運転バスを2台開発するとともに、中型自動運転バスによる実証実験を行う5地域のバス運行事業者等(※)を選定し、2020年度の実証実験の実施に向けて準備を進めてきました。

■実証実験について

2020年7月12日から滋賀県大津市地域にて、7月20日から兵庫県三田市地域にて、中型自動運転バスを用いた実証実験を開始しました。なお、残る3地域についても、順次実証実験を行う予定です。今回の実証実験では、中型自動運転バスの技術面での検証に加え、実際に乗客に乗っていただくことで、事業面での検証を行うこととしています。

※中型自動運転バスの実証実験を行う地域、バス運行事業者等、実証期間

実証実験を行う地域 バス運行事業者等 実証期間(予定)
滋賀県大津市 大津市、京阪バス(株) 2020年7月12日~9月27日
兵庫県三田市 神姫バス(株) 2020年7月20日~8月23日
福岡県北九州市・苅田町 西日本鉄道(株) 2020年9月上旬~11月下旬*
茨城県日立市 茨城交通(株) 2020年10月上旬~2021年3月上旬*
神奈川県横浜市 神奈川中央交通(株) 2020年12月上旬~2021年3月上旬*
  • *準備期間含む

■本実証実験における当社の役割

本実証実験で開発される中型バス(いすゞ自動車 エルガミオ)が走行するルートの地図データを作成し、提供しています。この実証実験を通じて、自治体、交通事業者に対して安定的に地図データを提供できる仕組みづくり、一般道地図データ整備手法・仕様等を検討してまいります。

  • 滋賀県大津市:JR大津駅北口~琵琶湖ホテル~びわ湖ホール~びわ湖大津プリンスホテル(往復6.6km)
  • 兵庫県三田市:ウッディタウン中央駅を起点とする循環ルート(循環6km)
  • 福岡県北九州市・苅田町:朽網駅~北九州空港(往復21km)
  • 茨城県日立市:ひたちBRT 常陸多賀駅~大甕駅~道の駅日立おさかなセンター(往復20km)
  • 神奈川県横浜市:桂山公園~庄戸地区~上郷ネオポリス~桂山公園(循環5.5km)

<参考情報>

(参考1)中型自動運転バスの実証実験の概要とバス運行事業者による地域実証
https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200710002/20200710002-1.pdf

(参考2)産総研 詳細ページ
https://www.aist.go.jp/aist_j/news/au20200710.html