ABOUT USわたしたちについて

CEO MESSAGESociety5.0の
ニーズに応える企業を
目指して

ダイナミックマップ基盤株式会社は2016年の創業以来、オールジャパン体制で自動走行用地図に関する国内の知見・技術を結集して「高精度3次元地図データ」の整備に注力してまいりました。

2019年3月末に国内の高速道路・自動車専用道の地図データ整備を完遂し、いよいよ5月には当社が整備した地図データが搭載された量産車の発売が発表されました。当社の「高精度3次元地図データ」による自動走行時代の幕開けです。 また、2019年4月に当社同様の「cm級の絶対精度及び相対精度測位技術」を用いて北米の道路地図データ整備に大きな実績をもつ米Ushr社をグループとして統合いたしました。DMPグループの「高精度3次元地図データ」を今後の世界標準として、グローバルに展開してゆくこととなりました。

これからも進化しつづける高精度3次元地図データの利活用は、一般道での自動走行への展開はもちろん、地域社会課題解決のためのMaaS展開へと広がると想定しています。 さらには、防災・減災システム、インフラ維持管理システム等自動走行以外の用途を拡大し、多様化するニーズに応えることによって安全・安心で快適な社会の実現に貢献する所存です。

代表取締役社長稲畑 廣行

VISIONダイナミックマップ基盤株式会社の中長期ビジョン「Society5.0」に
貢献する
3次元位置共通基盤の実現を目指す

弊社が整備する高精度3次元地図データは、自動走行のみならず、防災・減災システムやインフラ維持管理システムに活用できるものにしてまいります。
これによって、Society5.0に貢献する3次元位置共通基盤を実現することが可能になると考えています。

3次元地図データ 高速道路交通システム インフラ維持管理システム 防災・減災システム
Society5.0とは-第5期科学技術基本計画(平成28年1月22日閣議決定)より抜粋ー

ICTを最大限に活用し、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実世界)とを融合させた取組により、人々に豊かさをもたらす「超スマート社会」を未来社会の姿として共有。その実現に向けた一連の取組を更に深化させつつ、世界に先駆けて超スマート社会を実現すること。

狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続くような新たな社会を生み出す変革を、科学技術イノベーションが先導していくという意味が込められています。

BUSINESS自動走行を実現するダイナミックマップ

ビルの谷間をうねりながら、複雑に交差する高速道路。時と場合により交通状況はめまぐるしく変化します。
自動走行を実用化させる為、日々さまざまな研究開発が行われています。
その自動走行実現の為の重要な技術の一つが「ダイナミックマップ」です。

当社の強み

  • 自動走行に必要な絶対精度を実現
    自動走行に必要な絶対精度を実現
    衛星測位技術と誤差補正技術などの活用により、自動走行に必要な絶対精度を実現。
  • 日本市場において高精度基盤地図(協調領域)の優位性を確保
    日本市場において高精度基盤地図
    (協調領域)の優位性を確保
    国内の高速道路・自動車専用道の高精度基盤地図データを当社が一手に整備・提供。
    (株)INCJによる資金提供など、日本政府によるバックアップを確保。
  • 日系OEM‘s(10社)に認められた仕様の保持
    日系OEM‘s(10社)に認められた
    仕様の保持
    10社のOEM‘sからの要求を協調領域として一つの仕様に収めることに成功。当該仕様に基づくHDマップデータは、海外OEM‘sやTier1からも高い評価。
  • 広範囲にわたるノウハウ・経験の活用
    広範囲にわたる
    ノウハウ・経験の活用
    株主が公共測量やカーナビゲーション用地図で培ってきたノウハウや経験を集約することに成功。多用途利用等に関するパートナー企業との連携を積極的に推進。
  • リッチなマップ&小さなデータサイズの実現
    リッチなマップ&
    小さなデータサイズの実現
    x, y, z, roll, pitch, yaw and t (time)に加え、様々な情報を含みつつ、ベクトルデータとすることで全国自専道データの車載化を実現。
  • 効率的なメンテナンス手法確立への取り組み
    効率的なメンテナンス手法確立への
    取り組み
    道路管理会社などからの道路工事情報の入手スキームを確立。タイムリーなデータの最新化に向け、様々なプレイヤーとの協業による道路変化の特定技術に関する開発を予定。

高精度3次元位置情報の重要性

ダイナミックマップは、「交通規制や工事情報/事故や渋滞/歩行者や信号情報」など刻々と変わる膨大な動的情報と、高精度3次元位置情報(路面情報、車線情報、3次元構造物)等の静的情報を組み合わせたデジタル地図です。

高精度3次元位置情報は、動的情報や車載センサーと連携して「自動走行システムの認知性能を向上」させる役割を担います。

  1. case_01

    CASE01

    今走行しているのはどのレーンのどの位置なのか、センサー情報と高精度3次元位置情報等を照合することで「正確な位置を推定しながら自動走行」をすることが可能になります。

  2. case_02

    CASE02

    天候や交通量など刻々と変化する道路環境において、センサーが認識すべき道路標識や停止線などの地物をあらかじめ車両がデータベースとして持つことで「道路環境認識の負荷軽減」や「車両センサーが届かない遠方の情報を先読み」することができます。

このようにダイナミックマップの実現には、「高精度3次元位置情報」の構築が鍵となるのです。

より効率的に整備する為に

高精度3次元位置情報をより効率的に整備する為、ダイナミックマップの「協調領域」を構築することが必要です。
ダイナミック基盤株式会社は、高精度位置情報の収集、計測、生成の最先端知見を持つ機器、測量、地図、自動車の日本トップレベルの企業が一体となって設立されました。

より効率的に整備する為に

わたしたちが作る高精度3次元位置情報基盤は、高度な「測位技術」「計測技術」「図化技術」「データ統合技術」を用いてcmクラスの精度を誇っています。
わたしたちは、この高品質な高精度3次元位置情報基盤を提供していくと共に、そのシステムを継続的に管理・運用していく「日本で唯一の会社」です。

PROJECT LEADER’S VOICE今後の事業展開について

  • 基盤データ部 中尾 和浩

    メンテナンス手法の検討

    地図はオープンストリートマップのように誰にでも作ることができます。しかし、現実の変化を見つけることは困難で、地図の鮮度を保つこと、定期的に更新することは非常に難しく、そこに地図を作る会社の価値があると考えています。
    我々が作る高精度3次元地図データは、道路上の標識や区画線などたくさんの情報をもっており、それらの変化を見つけ、管理するといった取り組みは、他に類がありません。我々は様々なパートナーと一緒に変化点を収集・管理することで、3次元高精度地図の鮮度を保っていきます。

    基盤データ部中尾 和浩

  • 営業部 和田 智靖

    MMS計測データの利用例

    私たちがご提供する自動走行システム向け高精度3次元地図データの基礎となるMMS計測データは、既に様々な場面で活用されています。例えば、道路管理の基礎データとなる道路台帳附図整備や路面状態把握(ひび割れ、わだち掘れ)といったインフラ維持管理分野です。政府が目指す「Society5.0」のデータベースとして3次元位置情報基盤も掲げられており、社会全体がデジタルインフラ基盤として整備することにより、早期の自動走行社会の実現と共に、新産業・新ビジネスが創出されることが期待されます。

    営業部和田 智靖

  • 多目的利用推進課 杉山 聖彦

    高精度3次元地図データの
    更なる活用を目指して

    高精度3次元地図データを自動走行用にとどまらず、多目的な利用への展開を推進しております。高精度3次元地図データに加工する前の点群データ・画像データは、「モノ」の正確な3次元位置情報の基盤となっている非常に価値のあるものです。
    これら3次元データを道路・電気・通信・ガスなどのインフラ施設管理、除雪や内水氾濫対策などの防災・減災対策へ活用が見込めます。
    さらに、衛星電波受信不良箇所でも既知の地物から自己位置が推定可能となり、誰でもスマートフォンなどで高精度3次元地図を利用できる環境が構築できるようになります。このような魅力的な活用を推進していきたいと思っております。

    多目的利用推進課杉山 聖彦